課題名 | 有機資材の肥効の任意調節技術の開発(148) |
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課題番号 | 1999001314 |
研究機関名 |
草地試験場(草地試) |
研究分担 |
環境・作物栄養研 |
研究期間 | 完H04~H10 |
年度 | 1999 |
摘要 | 乾燥した牛ふん、豚ぷんおよび鶏ふんを適当な割合で混合することにより、窒素の無機化量の調節が可能であった。混合ふんの窒素無機化量は単独ふんの無機化量に混合比を乗じた値の和と一致した。乾燥ふんは成型時の水分を35%程度にすることによりエキストルーダー方式で成型加工できた。混合ふんを成型すると粉末と比べて窒素無機化は遅れ気味となった。乾燥ふん混合による窒素無機化量調節法と成型加工を組み合わせることで、作物の窒素吸収特性にあった肥効調節ペレットが作製できた。作物の窒素必要量の60~100%を肥効調節ペレットで施用し、温室内でコマツナ、インゲンマメおよびソルガムを栽培したところ、収量は速効性の化学肥料区と同等で、しかも硝酸態窒素濃度からみた品質は向上し、系外への硝酸態窒素の流出量も少なかった。 |
カテゴリ | 肥料 いんげんまめ 加工 乾燥 管理技術 こまつな 飼料作物 ソルガム 鶏 豚 |