エンドファイト利用によるアブラナ科野菜萎黄病防除技術の確立(63)

課題名 エンドファイト利用によるアブラナ科野菜萎黄病防除技術の確立(63)
課題番号 1999002577
研究機関名 東北農業試験場(東北農試)
研究分担 総合研究畑地利用・総研3畑病虫研
研究期間 継H10~H14
年度 1999
摘要 アブラナ科野菜の萎黄病のうちキャベツ萎黄病を対象に、有効なエンドファイト(植物体内共生菌)を探索・収集・選抜した。キャベツ苗や土壌から糸状菌を430菌株分離し、しょ糖加用ジャガイモ煎汁液体培地で振とう培養したそれらの菌をキャベツ苗に浸根接種して、病原菌汚染土壌に移植し、発病遅延または発病抑制効果を調べた。その結果、第1次スクリーニングで179菌株が、第2次で112菌株が選抜され、現在、第3次スクリーニングを行っている。また、病原性を喪失したキャベツ萎黄病菌は、キャベツ苗に接種すると約1ヶ月後でも発病せず、維管束が変色した胚軸組織からは接種菌が高率に再分離された。よって、本菌はキャベツに無病徴感染し、エンドファイトの性質を有することが明らかになった。
カテゴリ 病害虫 あぶらな 萎黄病 キャベツ 水田 中山間地域 農薬 ばれいしょ 防除 野菜栽培

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