課題名 | 東北における飼料米の品種開発と有効利用技術の確立 |
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課題番号 | 1999002626 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
水田利用・栽培生理研 |
研究期間 | 単H11~H11 |
年度 | 1999 |
摘要 | 水稲作と畜産業の農業生産にしめる割合が大きい東北地域では、飼料用稲の生産と利用の連携がとりやすく、自給率向上と水田の高度利用を図る上で飼料用稲の栽培技術確立は有効である。このため、飼料用稲向き有望品種の選定を図ると共に、低コスト生産技術の確立に役立つ情報を得る。11年度に有望系統を多肥条件下で栽培し、玄米収量、成熟期のバイオマスの比較を行う。併せて、超疎植、千鳥型密植を行い、多収品種の密度反応特性を調査する。登熟期の暗呼吸量を比較し、バイオマス生産特性との関連を明らかにする。これらより、玄米生産、バイオマス生産のそれぞれに優れた飼料用向き有望系統が選定される。また、苗箱の減少による省力、低コスト化をめざした疎植栽培の可能性について基礎知見が得られる。 |
カテゴリ | 機械化 栽培技術 飼料用作物 水田 水稲 低コスト 肉牛 品種 品種開発 |