課題名 | 土壌の可給態ケイ酸の評価法の開発-リン酸緩衝液抽出法の検討-(108) |
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課題番号 | 1999002630 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
水田利用・水田土壌研 |
研究期間 | 継H09~H11 |
年度 | 1999 |
摘要 | リン酸緩衝液による土壌の可給態ケイ酸の評価法を確立するために、リン酸緩衝液の濃度と抽出温度・時間が土壌から抽出されるケイ酸量に及ぼす影響を検討し、その結果に基づいて最適な抽出条件を決定した。また、東北地方の水田土壌16点についてポット栽培試験を行い、成熟期の水稲のケイ酸含有率を求め、各土壌からリン酸緩衝液によって抽出されるケイ酸量と比較した結果、両者間に高い正の相関が得られた。但し、黒ボク土のなかには、回帰直線から外れるものが認められた。また、有機物連用試験圃場から採取した土壌について、ポット栽培試験とリン酸緩衝液による分析を行った結果、稲ワラや稲ワラ堆肥を長期連用した土壌では、土壌のケイ酸供給能が無施用土壌に比べて高く、一方、厩肥を長期連用した場合は低いことが示された。 |
カテゴリ | 管理技術 機械化 栽培技術 水田 土壌環境 評価法 |