課題名 |
寒冷地水稲作における雑草の発生生態・生育予測と要防除水準による除草剤低減化技術の開発(123) |
課題番号 |
1999002646 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試)
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研究分担 |
水田利用・雑草制御研
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研究期間 |
継H07~H11 |
年度 |
1999 |
摘要 |
寒冷地において不斉一な発生を示すタイヌビエの要防除期間を策定するために、発生期間及び葉令進度と田面水温との関係を調査した。その結果、代かき後からタイヌビエの発生終期(98%が発生した時期)までの期間と平均水温との間には高い相関関係が認められた。平均水温による発生期間と葉令進度の予測式を用いて、タイヌビエの要防除期間の予測モデルを作成した。このモデルをもとに行ったシミュレーションでは、除草剤に要求される残効期間は低水温ほど長期化した。平均水温が21℃以下の低水温域では微妙な水温の差異が予測値を大きく変動させる点で9年と同様の結果であったが、予測値が9年のものと低水温域で大きく異なった。タイヌビエの発生予測モデルの作成については、さらに年次変動の検討が必要である。
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カテゴリ |
病害虫
害虫
管理技術
機械化
雑草
除草剤
水田
水稲
生育予測
防除
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