課題名 | 新移植技術による田植え作業の改善と問題点の解明(131) |
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課題番号 | 1999002653 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
水田利用・作業技術研 |
研究期間 | 完H09~H11 |
年度 | 1999 |
摘要 | 新移植技術による移植作業の改善効果と作業上の問題点を解明するため、不耕起移植と1本苗移植技術について検討した。不耕起移植では苗の活着が田面高低に大きく影響されることと、不耕起移植の連年継続により作土層(貫入抵抗値15kgf/cm2以下)が減少することを明らかにした。1本苗移植機は、特殊な育苗資材での1株1粒点播による育苗のため、育苗段階で3.7%、移植後には33%の欠株が発生し、育苗法及び移植機の移植機構に改善の必要性を認めた。さらに、寒冷地の火山灰土壌における1本苗移植では単位面積当たり穂数が不足するため多肥栽培の必要性があることを明らかにした。本課題については、新たな移植法としての問題点の摘出と移植機の改善点、及び寒冷地における栽培特性について指摘を終えたため繰上げ完了とする。 |
カテゴリ | 育苗 機械化 水田 低コスト |