課題名 | コムギ種子形成過程で特異的に発現する遺伝子群の解明 |
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課題番号 | 1999002677 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
作物開発・育種工学研 |
研究期間 | 新H11~H13 |
年度 | 1999 |
摘要 | 開花後から登熟期における種子の形成過程では、大きく分けて果皮、胚、胚乳の3器官において、物質貯蔵、器官分化に関する非常に重要な遺伝子が発現している。胚の形成過程では、根や葉の原器となる幼根や幼芽が形成される。したがって、この過程で発現する遺伝子を解析すれば、器官形成に関与する遺伝子の情報が得られる。また胚乳の形成過程は、貯蔵蛋白質、澱粉などの物質の蓄積過程であることから、それらの合成に関与する重要な遺伝子が多数関与していると考えられる。そこで、11~12年には,それらの器官において発現する遺伝子を経時的に検出できるDNAマイクロアレイの開発を行い、平成13年には、有用遺伝子の特定と単離を行い、小麦の品種改良での利用方法を検討する。 |
カテゴリ | 育種 小麦 品種 品種改良 |