課題名 | コムギ縞萎縮病に対する抵抗性の遺伝解析 |
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課題番号 | 1999002720 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
作物開発地域基盤・麦育種研病害生態研 |
研究期間 | 新H10~H12 |
年度 | 1999 |
摘要 | 土壌伝染性ウイルス病の小麦縞萎縮病は有効な薬剤防除法がないことに加えて、東北地域の主要品種はすべて罹病性であることから早急な抵抗性品種の育成が求められている。このため、小麦縞萎縮病の抵抗性品種の調査を行い遺伝様式を解明する。10年度は、各地の小麦縞萎縮病ウイルス株を在来品種を中心とする品種群に接種し、ウイルス株に対する品種の抵抗性反応を明らかにする。11年はウイルス各系統に対する抵抗性反応の遺伝分離を調査する。12年には主なウイルス株に対する抵抗性品種とその抵抗性の遺伝様式を調査する。以上によって主な小麦縞萎縮病ウイルス株に対する抵抗性品種及びその遺伝様式が明らかになり、交配母本の選定や抵抗性系統選抜に有効な情報となる。10年度はウイルス株判別品種が明らかになった。 |
カテゴリ | 病害虫 育種 萎縮病 小麦 抵抗性 抵抗性品種 品種 防除 薬剤 |