課題名 | 微量必須元素ホウ素の細胞壁中での局在化に関する研究(491) |
---|---|
課題番号 | 450 |
研究機関名 |
森林総合研究所 |
研究分担 |
生物機能・生化研 |
研究期間 | 延8~11~(12) |
年度 | 2000 |
摘要 | ホウ素の植物体中での機能を解明する目的で、ホウ素を含む培地(B(+))とホウ素を加えない培地(B(-))で植物を水耕栽培し、ホウ素の分布を調べた。植物の種を問わず、ホウ素はdRG-II-Bとして存在するので、種子が多量に入手しやすく、発芽率が高いカボチャを使用した。カボチャを2週間B(+)の状態で育て、B(-)条件下でさらに1週間育てると、ホウ素欠乏症は根および第2葉以上で顕著に現れた。B(-)条件下で育った細胞中のBはB(+)のものに比べて約1/10に下がり、95%以上のBは細胞壁に局在した。B(+)とB(-)の葉中のカルシウム含有量に差はなかった。 |
カテゴリ | 遺伝資源 かぼちゃ 水耕栽培 |