| 課題名 | シイタケ・ヒラタケの耐病性検定法の相互比較(512) |
|---|---|
| 課題番号 | 468 |
| 研究機関名 |
森林総合研究所 |
| 研究分担 |
生物機能・きのこ育研 生物機能・きのこ生態 |
| 研究期間 | 完7~9~(11) |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | シイタケのトリコデルマ耐病性を確実に検定するための方法を検討した。極小の菌床を用いるトリコデルマ分生子噴霧接種法では、シイタケの菌糸を菌床に疎の状態で伸長させるために、シイタケを低い通気状態で培養することが必須であることを明らかにした。耐熱性袋内の小型菌床の上部にシイタケを接種し、約70%伸長後、下部にトリコデルマ分生子懸濁液を注入接種する菌床対峙培養法を開発し、耐病性系統を選抜することができた。噴霧接種法と比較すると、菌株の耐病性の有無は両者で一致したが、順位の一致は認められなかった。両口試験管を用いる対峙培養法と比較すると、作業は容易で結果は安定していた。シイタケ菌にトリコデルマ菌を接種したところ、トリコデルマに対する抗菌性物質の生産量が培地及び菌株により異なっていることが明らかとなった。特に、木粉米糠培地を使用した際の本物質の生産量は液体培地を用いた時と比較して多いことから、米糠に含まれている本物質の生産量に影響を与える物質の検索を行った。その結果、マレイン酸及びアデニンがこの物質の生産量に影響を与えることが明らかとなった。更に両者の濃度について検討した結果、マレイン酸は1.2g/l及びアデニンは10mg/lの時に最も抗トリコデルマ物質の生産量が増加することが明らかとなった。 |
| カテゴリ | 育種 遺伝資源 しいたけ |