課題名 | ダニ類の分散機構の解明(838) |
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課題番号 | 735 |
研究機関名 |
森林総合研究所 |
研究分担 |
九州・昆虫研 |
研究期間 | 継10~14 |
年度 | 2000 |
摘要 | 飼育実験からコナダニ科のほとんどの種が食性と見なせることが判明した。トラップによるダニ捕獲結果から,ナメコ栽培施設の培養室では,ダニは人の動きにともなって出入り口を通じて侵入することが多いと示唆された。原木栽培シイタケに発生したダニは,休養施設内で侵入あるいは移動分散したものではなく,ほた木内に予め侵入していたと考えられた。電気掃除機を使うとトラップよりも多くのダニが採集されたことから,捕獲されたホコリダニは移動性が低く,隣接する培養瓶に移動して拡散していると考えられた。また,ダニは歩行以外にも風によって室内を移動していることが判明した。 |
カテゴリ | 亜熱帯 管理技術 しいたけ なめこ |