課題名 | 稲・麦二毛作が内分泌かく乱物質の動態に及ぼす影響と作物への吸収・蓄積過程の解明(89) |
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課題番号 | 85 |
研究機関名 |
九州農業試験場 |
研究分担 |
水田利用・水田土壌研 |
研究期間 | 継11~13 |
年度 | 2000 |
摘要 | 土壌,根,茎葉,殻,原麦あるいは玄米と地下部から地上部になるに従ってダイオキシン濃度が低くなること,稲わら連用土壌のダイオキシン濃度が高く,特に,OCDD濃度が高いこと,水稲根では小麦根より濃度が高いものの,他の部位では水稲の方がやや低いこと,腐植の多い稲わら連用で有機物無施用より土壌のダイオキシン濃度が高いものの,小麦及び水稲の各部位のダイオキシン濃度が必ずしもこれを反映していないことが明らかとなった。なお,稲わら連用土壌の酸化還元電位が低く,還元状態にあった水稲跡でTCDDが低いこととの関連性が示唆された。 |
カテゴリ | 小麦 水田 水稲 施肥 低コスト 土壌管理技術 二毛作 |