早期水稲栽培田における多年生雑草の栄養繁殖器官の密度低減技術の確立(104)

課題名 早期水稲栽培田における多年生雑草の栄養繁殖器官の密度低減技術の確立(104)
課題番号 101
研究機関名 九州農業試験場
研究分担 水田利用・雑草制御研
研究期間 完9~11
年度 2000
摘要 水田多年生雑草キシュウスズメノヒエの栄養繁殖器官である茎の密度低減技術を確立するため,耕種的防除法として切断や耕耘の効果,化学的防除法として刈跡における除草剤の効果を検討する。キシュウスズメノヒエ切断茎は稲作期間中は常に萌芽可能で,土壌中への埋没ではほとんど死滅しなかった。切断茎の生存率は乾燥によって低下し,水分含有率10%以下で死滅した。刈跡における防除にグリホサートを始めとする非選択性除草剤が有効であった。早期水稲収穫後にショクヨウガヤツリが多発する水田では,稲刈り後45日頃のグリホサート液剤の2年連続散布が萌芽可能な塊茎密度を200個/■程度に低下させるうえで有効である。同剤散布後にレタスなどの野菜を植え付ける場合は散布後3日程度おいてから耕うんするのが望ましい。
カテゴリ 病害虫 乾燥 雑草 除草剤 水田 水稲 低コスト 繁殖性改善 ひえ 防除 レタス

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