課題名 |
粉・粒状資材の土中施用技術の開発(115) |
課題番号 |
112 |
研究機関名 |
九州農業試験場
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研究分担 |
畑地利用・作業シス研
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研究期間 |
完9~11 |
年度 |
2000 |
摘要 |
取り扱い性を向上させた発酵処理した畜ふん堆肥は、肥料・有機物成分を含む農業資源として有用で、土壌生物活性向上等の土壌改良機能を有しているが、効果的・効率的な使用法が確立していない。そこで、発酵畜ふん堆肥等の粉・粒状の土壌改良資材を、土壌根圏域に効果的に施用する土中施用技術を開発した。試作した資材土中施用機は、トラクタ装着式でサイドドライブ方式の2軸マルチャに、スクリューコンベヤ方式の資材供給装置を搭載した構造である。ホッパに投入した資材は、スクリューコンベヤで搬送され、鋼管製の資材導管内に落下して吐出口からマルチ畦内部に施用される。施用深さ位置、資材供給量を可変することができる。面積当たりの資材施用量は60~2000kg/10aであった。化成肥料等かさ密度の高い資材への適応性を広げるためには、スクリューコンベヤに代わる資材供給装置を考案する必要があり、施用位置の可変機構も含めて新たな課題化の検討を進める。
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カテゴリ |
肥料
機械化
施用技術
土壌改良
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