課題名 | グルココルチコイドによる胎子の成熟促進機構の解明と新生子牛の生存率向上技術の開発(166) |
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課題番号 | 158 |
研究機関名 |
九州農業試験場 |
研究分担 |
畜産・栄養飼料研 |
研究期間 | 継11~13 |
年度 | 2000 |
摘要 | 黒毛和種の体細胞クローン子牛4頭および人工授精あるいは受精卵移植によって生産された対照子牛4頭について出生直後の内分泌性状を調査した。クローン子牛は対照子牛と比較して生時体重が大きく、血漿中のIGF-1およびレプチンの濃度が低く、コルチゾール濃度も低い傾向がみられた。IGF-2濃度は群間で差がなかったが、血漿中のIGF結合タンパク質2が体細胞クローン子牛で著しく多かった。体細胞クローン産子では牛の主要な循環血中グルココルチコイドであるコルチゾールが低く、出生前に起こるIGF系のIGF-2主体からIGF-1主体のパターンへの変化が適切に進行していない可能性が示唆された。 |
カテゴリ | 飼育技術 受精卵移植 繁殖性改善 |