課題名 | サトウキビの有用成分の検索と利用可能性評価(268) |
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課題番号 | 254 |
研究機関名 |
九州農業試験場 |
研究分担 |
畑地利用・畑作変換研 |
研究期間 | 完8~11 |
年度 | 2000 |
摘要 | サトウキビ酢中に、各種発癌物質に対し幅広い抗変異原活性を有する成分を見いだした。その成分特性を明らかにするため、サトウキビ酢および市販のその他の醸造酢の成分を吸着クロマトグラフィにより分画した。供試した全ての酢において、非吸着画分の収量が最も多かった。メタノール濃度60%~100%溶出画分に強い抗変異原成分が存在した。大麦穀物酢(黒酢)および米酢(黒酢)ではメタノール濃度80%~100%に強い抗変異原性が検出された。抗酸化能など機能性のあるポリフェノール類含量は穀物酢、玄米酢、米酢の約2倍高い値を示した。サトウキビ酢は穀物酢、米酢、玄米酢に比べて弱いがアンギオテンシンI変換酵素(ACE)阻害することを明らかにし、サトウキビ酢の摂取で高血圧の予防が期待できることを示した。 |
カテゴリ | 大麦 加工 機能性 さとうきび 品質保持 |