課題名 | カンショの機能性成分の検索と特性解明(271) |
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課題番号 | 257 |
研究機関名 |
九州農業試験場 |
研究分担 |
畑地利用・畑作変換研 |
研究期間 | 継10~13 |
年度 | 2000 |
摘要 | 今回、カンショ塊根の新機能性として、ヒアルロニダーゼ活性およびヤラピン含量について検討した。本酵素の阻害は抗アレルギー作用や抗腫瘍性につながる。ヤラピンは便通の改善作用が知られている。ヒアルロニダーゼ活性の簡単・迅速な測定法を確立した。アヤムラサキおよびコガネセンガン水抽出画分にはヒアルロニダーゼ阻害活性が認められた。ヤラピンの分画については九系95270-3、ベニオトメ、高系14号の3品種について検討した。ヤラピン含量が高いと推察されている九系95270-3のクロロホルム画分の収量は、他の2品種の約30%程度多かった。しかし、それぞれのカンショ塊根を切断したとき溶出してくる乳白色のヤニの量と必ずしも一致しなかった。 |
カテゴリ | 加工 かんしょ 機能性 機能性成分 品質保持 品種 |