課題名 | 甘しょβ-アミラーゼの特性解明(272) |
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課題番号 | 258 |
研究機関名 |
九州農業試験場 |
研究分担 |
畑地利用・畑作変換研 |
研究期間 | 継10~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | 甘しょ65品種・系統の塊根から抽出されたβーアミラーゼの熱耐性(62℃、10分間)を測定し、熱耐性の品種間差及び大豆より高い熱耐性を示す品種・系統は存在しないことを示した。Q90105-14の粉末から調製した透析外液の凍結乾燥標品は精製βーアミラーゼを活性化し、熱耐性を高めることを確認した。これらの成分は、煮沸処理でも安定な成分であることが示唆された。Q90105-14および数種の野菜からの抽出液のQ90105-14βーアミラーゼの熱耐性について検討し、野菜類には共通してβーアミラーゼの熱耐性を促進する成分の存在が示唆された。今後は、これらの成分特性及び酵素の製剤化に向けて、濃縮液や噴霧乾燥標品の貯蔵特性について検討する。 |
カテゴリ | 加工 乾燥 大豆 品質保持 品種 |