課題名 | スクミリンゴガイの水田における加害行動と繁殖生態の解明(318) |
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課題番号 | 301 |
研究機関名 |
九州農業試験場 |
研究分担 |
地域基盤・害虫生態研 |
研究期間 | 継9~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | スクミリンゴガイの繁殖生態の全容を解明し、増殖率の抑制の方策を探求するために、孵化時の性比とその変動要因について調査した。約20ペアを温室内で産卵させ、各卵塊から孵化した貝を室内で50日以上飼育してから雌雄を判別したところ、性比は卵塊によって非常に大きくばらつき、雄または雌のみが生まれた卵塊も見られた。野外で採取した卵塊由来の孵化貝を屋外で飼育した場合にも、卵塊ごとの性比は同様にばらついたが、採集時期を問わず、個体群の平均性比はほぼ1:1であった。性比は産卵ペアごとに極めて一定していたが、性比の遺伝率は低かった。両親のサイズ・飼育密度・孵化率は性比に影響しなかった。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 管理技術 水田 スクミリンゴガイ ばら 繁殖性改善 防除 |