| 課題名 | 根系機能と土壌環境からみた大豆多収要因の解明(155) |
|---|---|
| 課題番号 | 141 |
| 研究機関名 |
農業研究センター |
| 研究分担 |
生理品質・豆栽生理研 |
| 研究期間 | 継9~12 |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | 淡色黒ボク圃場において冬期間、裸地区と緑肥(小麦)栽培区に、窒素0、10、20、30 kg/10a施用区を組み合わせた処理を行った。夏作の播種前に緑肥を鋤込み、大豆とトウモロコシを栽培し、生育・収量を比較した。その結果、大豆は大豆に施肥した窒素よりも、前作の小麦に施肥した窒素によく反応し、開花盛期の生育量と子実収量が増大した。一方、トウモロコシでは、開花期の生育量はトウモロコシに施肥した窒素によく反応した。以上のことから、大豆は緑肥に一旦取り込まれた窒素(有機態窒素)に反応し、無機態窒素に反応するトウモロコシとは異なっていること、大豆を多収にするには土壌中の有機態窒素の量が重要であることなどが明らかとなった。 |
| カテゴリ | 安定栽培技術 小麦 栽培技術 施肥 大豆 とうもろこし 土壌環境 播種 品種 |