家畜排泄物の需要者負担価格及び処理利用コスト限界の解明(213)

課題名 家畜排泄物の需要者負担価格及び処理利用コスト限界の解明(213)
課題番号 201
研究機関名 農業研究センター
研究分担 経営管理・畜産経営研
研究期間 完6~11
年度 2000
摘要 酪農、肥育牛、肥育豚経営における家畜排泄物の処理・利用コスト負担限界について期待所得控除法を用い、飼養頭数規模、価格水準、乳量或いは出荷体重の組合せにより計測した。その結果、例えば都府県酪農の場合、飼養頭数30頭、1■当たり乳価95円で、乳量が8.5tなら1頭当たり26千円までしか負担できないが、乳量が9tに高まれば、74千円まで負担可能となる。また、施設イチゴ+露地野菜と施設スイカ・トマト+露地野菜の線形計画モデルのシミュレーション分析により野菜作経営における堆肥1t当たりの価格負担限界額を試算し、負担限界額の目安は施設野菜8~9千円、粗放な露地野菜1~3千円程度であることを明らかにした。さらに、草地試験場で開発した天井クレーン型堆肥化施設の酪農経営への導入条件を線形計画モデル分析により検討し、1千万円以上の酪農所得確保等を施設導入の前提とすると、堆肥販売に加えて、例えば経産牛1頭当たり乳量7.5t、1■当たり乳価90円の経営では、7ha以上の経営面積が必要であることを明らかにした。これらの研究成果は、普及・指導機関に受け渡す成果として、学会誌、報告書、講演により情報提供を行った。また、糞尿処理・利用システムの成立条件について、個別経営を対象にした解明は行ったが、耕畜連携による地域的システムの検討は残された。この点についてはエコシステム研究で取り組む。
カテゴリ いちご 経営管理 コスト 出荷調整 すいか トマト 乳牛 豚

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