硬軟質小麦の製粉性と胚乳細胞壁成分との関連解明による簡易評価技術の開発

課題名 硬軟質小麦の製粉性と胚乳細胞壁成分との関連解明による簡易評価技術の開発
課題番号 237
研究機関名 農業研究センター
研究分担 生理品質・作物品質研
研究期間 継11~13
年度 2000
摘要 小麦胚乳の細胞壁多糖類のアラビノキシラン及び(1,3)(1,4)-β-グルカンの含量が製粉歩留に影響することを明らかにしてきた。そこで、本課題では、特に主要な細胞壁構成多糖であるアラビノキシランに注目し、その簡易分析技術を確立するとともに、細胞壁構成成分であるフェルラ酸の定量方法についても検討した。アラビノキシランの簡易定量は小麦粉10~20mgをエタノール分散、酵素処理、フェノール硫酸法を組合せて行い、HPLC法による定量法との間に高い相関関係(r=0.97)が認められた。また、フェルラ酸の定量については、従来方法を用いたところ、高製粉性と低製粉性の小麦材料間に有意な差は認められなかった。
カテゴリ 簡易分析技術 小麦 評価法

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる