課題名 | 家畜排泄物由来窒素の水田環境における挙動解明による有効利用法開発 |
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課題番号 | 106 |
研究機関名 |
農業研究センター |
研究分担 |
土壌肥料・水田土肥研 (山形農試) |
研究期間 | 単11 |
年度 | 2000 |
摘要 | 飼料稲栽培体系で想定される家畜糞を主体とした施肥では、窒素の挙動が、従来の化学肥料主体の施肥とくらべて、大きく変化すると予測される。そこで、標識家畜糞を使って、窒素の挙動を解析した。牛糞オガクズ堆肥区の無機態窒素量は、堆肥無添加区を常に上回った。牛糞オガクズ堆肥施用による無機態窒素の増加は、20日程度までのかなり早い時期に生じた。充填密度が高い条件では、土壌窒素の無機化が遅れ、堆肥添加条件でも同様だった。牛糞オガクズ堆肥中の窒素の回収率は、充填や代掻き処理に無関係だとみられたが、硫安由来窒素は、代掻き区では回収率がやや高く、無代掻き区では、回収率が初期に大幅に低下した。 |
カテゴリ | 肥料 管理技術 栽培体系 水田 施肥 低コスト 土壌管理技術 |