培養細胞等を用いた食品中の健全性阻害因子の作用機構の解明

課題名 培養細胞等を用いた食品中の健全性阻害因子の作用機構の解明
課題番号 28
研究機関名 食品総合研究所
研究分担 食品機能・健全性研
研究期間 新11~14
年度 2000
摘要 マイコトキシンの一種であるルブラトキシンB(RB)は、重篤な肝臓障害を引き起こすことが知られている。また、その産生菌が、穀類のトウモロコシや米・小麦、および加工品のみそから分離されるため、現実にわれわれの健全な食生活を脅す可能性がある。しかしながら、RBの毒性発現機構の解析はほとんどされていない。われわれはこれまで、RBが能動的な細胞死であるアポトーシスを誘導することを明らかにした。11年度は、RBのアポトーシス誘導機構を解明するため、一部のアポトーシスで重要な役割を果たす、ガン抑制遺伝子産物であるp53の関与について検討を行った。その結果、p53を欠損させたマウスの胎児から調製した株化細胞にRBを暴露させると、細胞の形態が収縮し、アポトーシスの形態学的特徴である核の濃縮・分断化が観察された。このことから、RBが誘導するアポトーシスにはp53は必ずしも必要ではないと考えられた。
カテゴリ 加工 小麦 とうもろこし 評価法

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