開発途上国の農業構造と農業発展に影響を及ぼす諸要因の解明(61)

課題名 開発途上国の農業構造と農業発展に影響を及ぼす諸要因の解明(61)
課題番号 60
研究機関名 農業総合研究所
研究分担 海外・(主研)
研究期間 完(3~6)9~11
年度 2000
摘要 6年度中断以前においては、ラテンアメリカ地域の中からメキシコを取り上げ、同日における稲作機械化の可能性に関する事例研究及び同国の上質米市場の計量研究を行った。9年度再開後は、アジア諸国における農産物需給問題や加工流通段階における諸問題について研究を行った。その結果、アジア諸国でも飼料用及び加工用農産物の需要が拡大していることが明らかとなった。また、これら諸国でも、食生活の変化にともなって、非伝統的な野菜・果物の生産増加の動きが見られることを明らかにした。 また再開後に開発を進めた世界穀物需給モデルを利用し、主としてアジア途上国の農産物需給を対象とした研究をすすめ、シミュレーション分析によって(1)技術進歩動向、(2)アジア諸国の経済成長動向、(3)貿易の自由化の影響等を定量的に評価し、特に「緑の革命」技術の普及が一巡したことによる技術進歩の停滞傾向が将来の米市場に与える影響の大きいことを示した。 また、地球温暖化が穀物市場に与える影響を、IPCC技術評価に基づいて分析した。その結果、温暖化による単収の趨勢的な変化は、国際穀物価格の急激な変動をもたらすものではないが、価格上昇の結果、アフリカ等の低所得国の食料安全保障を脅かす可能性のあること等を示した。
カテゴリ 加工 機械化 飼料用作物

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