東北における飼料米の品種開発と有効利用技術の確立(93)

課題名 東北における飼料米の品種開発と有効利用技術の確立(93)
課題番号 92
研究機関名 東北農業試験場
研究分担 水田利用・栽培生理研
研究期間 完11
年度 2000
摘要 東北における飼料用稲の生産技術確立に必要な基礎知見を得る目的で,有望系統の生産機能と疎植栽培の可能性を検討した.有望系統の中ではハイブリッド系統(羽系581×TML1)が最多収で,10a当たりの精玄米収量が817kgと従来の多収品種であるふくひびきより100kg程度多かった.大粒系統の羽系604も800kg以上の収量を記録した.ふくひびきの密度試験では,千鳥型密植栽培により多収が得られたが,m2当たり11株の疎植条件でも700kg以上の収量となり,標準区並であった.成果は稲育種研に引き渡し,品種育成の参考とする.残された問題点は年次変動の検討で,新規課題「東北における飼料米向き品種の選定と栽培技術の確立」で継続検討する.
カテゴリ 育種 機械化 栽培技術 飼料用作物 水田 品種 品種開発

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる