| 課題名 | 牛の受精卵移植に対するサイトカインの影響(250) |
|---|---|
| 課題番号 | 247 |
| 研究機関名 |
東北農業試験場 |
| 研究分担 |
畜産・家畜繁殖研 畜試・繁殖部・生殖細胞研 (家衛試) (岩手大学) |
| 研究期間 | 完9~14(11) |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | 胚移植による子牛生産性向上のためには、胚死滅の原因である妊娠早期の黄体退行を阻止する技術の開発が急務である。近年、正常妊娠の場合、胚が生産する黄体退行阻止因子であるインターフェロン-タウ(IFN-τ)の作用により妊娠が継続することが明らかとなっている。そこで、9~10年は、IFN-τのmRNAを持つウシ体外受精胚由来栄養膜小胞を子宮内に投与し、さらに11年は、組換えウシIFN-τ(rbIFN-τ)を子宮内に連続投与し、それぞれ発情周期及び早期妊娠因子(EPF)活性に及ぼす影響を検討した。その結果、栄養膜小胞投与区の1頭で、発情周期が3日長くなるとともにEPF活性の上昇を認めた。かつrbIFN-τ投与では、発情周期が5.5日~7.5日延長した。以上のことから、ウシ体外受精胚由来栄養膜小胞やrbIFN-τを通常発情周期の牛に投与することによって、発情周期を延長させうることが明らかとなった。これらの成果は、東北畜産学会ならびに関連の国際ワークショップにおいて発表報告した。現在、本研究を推進する上で必須薬物であるrbIFN-τの入手が困難であることが問題として残っている。そこで13年以降、家畜衛生試験場との連携を強めて研究を推進できるように畜産試験場・繁殖部・生殖細胞研究室において引き続き研究に取り組むため、本研究課題は繰り上げ完了とする。 |
| カテゴリ | 育種 飼育技術 受精卵移植 中山間地域 肉牛 繁殖性改善 |