課題名 | 体外成熟家畜卵子の単為発生による胚生産に関する研究(254) |
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課題番号 | 251 |
研究機関名 |
東北農業試験場 |
研究分担 |
畜産・家畜繁殖研 |
研究期間 | 継10~19 |
年度 | 2000 |
摘要 | 食肉処理場で採取した豚卵巣から未成熟卵子を回収し、成熟培地(mTCM199)に100μMのBL1(細胞周期に関与するカイネースの抑制剤)を添加し、その後の卵核胞崩壊(GVBD)を調べた。その結果、BL1は豚卵子のCdc2カイネース活性を低く抑えることにより卵子のGVBDを抑制し、その抑制効果は可逆的であることを明らかにした。また、BL-1によって成熟を抑制した卵子は、その抑制解除後には、対照区と比較して、より早くM-■へと成熟することが分かった。さらに、BL-1感作卵子はM-■到達直後は、対照区より活性化率が低いが、継続培養を行って単為発生刺激までの時間を長くすることで同等の活性化率が得られることを明らかにした。 |
カテゴリ | 育種 中山間地域 肉牛 繁殖性改善 豚 |