各種広葉樹稚苗の養分獲得・利用能に関する研究(40)

課題名 各種広葉樹稚苗の養分獲得・利用能に関する研究(40)
課題番号 28
研究機関名 森林総合研究所
研究分担 森林環境・養分研
研究期間 止11~13(12)
年度 2000
摘要 落葉広葉樹12樹種の窒素・リンそれぞれの吸収効率・利用効率を算定したところ、先駆種であるアカメガシワでは特に窒素に関して高い養分吸収効率が見られた。また、ニレ科樹木(アキニレ、エノキ)とバラ科樹木(ナナカマド、アズキナシ)ではリン・窒素の吸収効率が低いものが多かった。リンの利用効率はマルバチシャノキとナナカマドで特異的に高かった。各樹種の窒素とリンの吸収効率が正の相関を示したのに対し、利用効率ではむしろ負の相関を示した。常緑広葉樹と針葉樹では菌根化によるリン栄養の改善が成長量の差として顕著に現れるものは少なかった。この結果は接種効果が大きかった落葉広葉樹での結果とは好対照をなしていた。
カテゴリ あずき ばら

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