課題名 | 亜高山帯林における稚幼樹の生長と成立過程の解明(182) |
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課題番号 | 140 |
研究機関名 |
森林総合研究所 |
研究分担 |
木曽・(主研) |
研究期間 | 完8~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | 1.王滝天然更新試験地における稚幼樹の追跡調査の結果、ササ型の林床では、地表処理を行なわなければ新規の更新稚樹の参入はほとんど期待できないことが示された。また、試験地内各プロットの確認を行ない、位置図を作成した。試験区■はスキー場設置により既に破壊された。2.ダケカンバ更新試験地では発生後30年ほどはプロット間の成長量に差が見られたが、40年を経た現在ではどの個体もほぼ同一の成長を示した。また、成長曲線は天然広葉樹種林木の予想表と大幅に違っていたが、これは標高の違いによるものと考えられた。3.八ヶ岳天然更新試験地では間伐による主林木の成長促進が示された。また、間伐により、林内により多くの稚樹が新規に参入することが示された。(11-2-1) |
カテゴリ | 機械化 成長曲線 |