| 課題名 |
循環路網の評価(199) |
| 課題番号 |
154 |
| 研究機関名 |
森林総合研究所
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| 研究分担 |
生産技術・林道研
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| 研究期間 |
完10~12 |
| 年度 |
2000 |
| 摘要 |
循環路網のメリットとして,交通距離(道路距離)が短縮されることが考えられるが,これまで定量的にその効果が表されたことはない。そこで,循環路網における交通の利便性,およびその評価方法について検討を行った。すべての路線をくまなく走行して,再び元の路線に戻ってくる走行(往復走行を許し,スタート地点に戻って終了する一筆書き,以後巡視)距離は,循環路網が発達するにつれて小さくなる。ここでは,他の路網との比較ができるよう,巡視距離を各々の路網総延長で除し,路網延長に対する割合(巡視係数)で循環路網の交通利便性を評価した。その結果,路網における任意の点間は,循環路網の発達とともに交通距離が小さくなっていたが,路網の外から路網の任意の点へ,あるいは逆に,路網の任意の点から路網の外へといった,木材や作業員の輸送などで通常考えられる移動形態では循環路網の発達と交通距離の間に相関関係は見られなかった。これは,路網の外と任意の点の間は,地形的な制限のために,最初に開設された路線より短い距離の路線を建設することが難しいためと考えられる。また,循環路網と樹枝状路網では,後者の方が配置効率は良いという結果が得られた。今後の課題として,循環路網のもう1つのメリットである,不通個所が生じても交通機能を維持できる効果について検討する必要がある。
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| カテゴリ |
機械化
輸送
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