高温乾燥に関する調査(367)

課題名 高温乾燥に関する調査(367)
課題番号 289
研究機関名 森林総合研究所
研究分担 木材利用・乾燥研
研究期間 完11~12
年度 2000
摘要 乾燥速度は、温度、湿度、風速に影響され,高温で低湿の乾燥条件では当然乾燥速度は速くなる。乾燥温度は製材品、さらには製品の種類によって定められるべきものである。この試験研究では乾球温度120℃で乾湿球温度差30℃という人工乾燥スケジュ-ルをスギの心持ち柱材に応用すると、乾燥速度が早すぎるため表面層の急激な乾燥によって収縮、変形がおこり割れが生じた。また,高温で湿度の高い状態に木材を曝した場合には材色が褐色に変色した。すなわち、製材製品の品質の低下をもたらす結果となったと考えられる。今回の試験から、背割りのない心持ち柱材の乾燥技術という視点からみれば100℃を超える温度では内部割れの発生が免れないこと、材色に関してもスギの特徴である心材の赤みが黄変することがわかった。乾燥スケジュ-ル的には最適スケジュ-ルの基ができ、試験回数が少ないので今後詰める必要はあるが、常圧状態で本試験研究で行った試験の範囲内では90℃~110℃の間で心持ち柱材に最も適した人工乾燥スケジュ-ルが見いだせる可能性がある。
カテゴリ 加工 乾燥

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