| 課題名 | エノキタケの変異機構の解明(462) |
|---|---|
| 課題番号 | 363 |
| 研究機関名 |
森林総合研究所 |
| 研究分担 |
生物機能・きのこ生研 生物機能・きのこ育研 |
| 研究期間 | 止11~13(12) |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | エノキタケの着色変異子実体から分離した菌糸の細胞質にウイルス様粒子(VLP)が存在することを明らかにした。dsRNAが検出される野生株についても、dsRNAに呼応したVLPの存在を確認した。さらに、VLPによるエノキタケの栽培特性の変化(子実体の着色、菌まわりが悪くなる)を初めて明らかにした。また、エノキタケ純白系正常株と発生不良株を培養後YBLBのラッカーゼ活性を測定したところ、正常株では強い活性があったが、不良株では活性が検出されなかった。以上の結果から、正常株を培養するとYBLBが黄色に変化することにはラッカーゼが関与しており、不良株ではラッカーゼが生産されていないことが明らかとなった。 |
| カテゴリ | 遺伝資源 えのきたけ |