| 課題名 |
主要樹種の水分特性の解明(481) |
| 課題番号 |
378 |
| 研究機関名 |
森林総合研究所
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| 研究分担 |
北海道・樹木生理研
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| 研究期間 |
完7~9~(12) |
| 年度 |
2000 |
| 摘要 |
しおれにくさから見た乾燥耐性は,ミヤマナラ>ミズナラ>ダケカンバ>カラマツ>イタヤカエデ>ヤチダモの順であった。庇陰条件下で育てた苗は耐乾性が低く,林床に生育する稚樹は択伐などの撹乱による蒸散の増大に対して膨圧を維持しにくいことが示唆された。気孔コンダクタンス(Gw)は,ミズナラ,イタヤカエデでは日中にかけて急激に低下し,気孔閉鎖の状態が続いた。ダケカンバ,シラカンバでは,対照区の苗は日中高いGwを維持したが,庇陰区の苗ではミズナラ,イタヤカエデと同様に日中低下が見られ,光条件が改善されてもガス交換能の上昇は期待できない。調べた全ての樹種で乾燥ストレスに対して膨圧の維持に有利な性質を獲得する適応が認められた。葉の水ポテンシャルの低下に対する光合成速度(Pn),Gwの低下はイタヤカエデ,シラカンバ,ミズナラの順に大きかった。Pnの低下は主としてGwの低下によるものであったが,ミズナラでは乾燥条件で育てた苗のGwは他の2樹種に比べて高かった。他の結果と合わせて,ミズナラは乾燥に対する耐性,適応性が大きく,撹乱に対して膨圧の維持に有利な性質を持つと考えられる。高CO2条件下で育てた苗では葉の耐乾性が高まり,形態的にも乾性形態を示した。将来の高CO2環境下では気温の上昇に伴って蒸散による水消費の増大が予想されるが,耐乾性が高まることにより水ストレスは緩和される可能性がある。
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| カテゴリ |
かえで
乾燥
管理技術
光条件
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