課題名 | 遺伝育種に用いるシイタケ菌株の作出および連鎖地図の作成(734) |
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課題番号 | 595 |
研究機関名 |
森林総合研究所 |
研究分担 |
九州・特産研 生物機能・きのこ育研 |
研究期間 | 止9~13(12) |
年度 | 2000 |
摘要 | 食用きのこであるシイタケの育種を効率的にすすめるためのシイタケゲノムの連鎖地図作成を目的として試験を行った。野生シイタケ菌株34、および栽培用品種9菌株の計43菌株を用いた子実体の形成能力の検定を行い、14菌株から子実体の形成が確認された。142のRAPDマーカーを用いて、14菌株間での遺伝距離(非類似度)を算出した。その結果、日本産の菌株がひとつのクラスターを形成し、ニュージーランド産菌株とは、遺伝的に離れていることが明らかとなった。最終的に、屋久島産菌株G408とニュージーランド産菌株D703の間で交配株を作り、連鎖解析に供した。交配株の子実体から分離された胞子菌株を用い、連鎖地図の作成を行った結果、13の連鎖群を検出した。 |
カテゴリ | 亜熱帯 育種 管理技術 しいたけ 品種 |