課題名 |
中国におけるダイズウイルス病の実態解明と遺伝資源の抵抗性評価(158) |
課題番号 |
132 |
研究機関名 |
国際農林水産業研究センター
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研究分担 |
生物資源・(主研)
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研究期間 |
完8~12 |
年度 |
2000 |
摘要 |
中国吉林省での大豆ウイルス病の実態を明らかにするため,各地で採集したダイズのウイルス病様症状株をDot-ELISAにより検定した結果,ダイズモザイクウイルス(SMV),キュウリモザイクウイルス-ダイズ系(CMV-SS),インゲンマメモザイクウイルス(BCMV),アルファルファモザイクウイルス(AMV),Cowpea mild mottle virus(CPMMV)各抗体に陽性反応が検出された。これらのうち最も多く検出されたウイルスはSMVで,系統判別の結果,ほとんどが日本の系統判別法でB系統,中国東北地方での判別法では東北1系統(SMV-DB1)と判別された。吉林省の大豆品種のSMV抵抗性を調査した結果,近年育成された多くの大豆品種はこれら分離株に対して抵抗性であり,今後のSMV抵抗性育種にこれら品種が利用可能であると考えられる。CPMMV抗血清に陽性反応を示したウイルスは,SMV-DB1抵抗性品種の葉面に激しい凹凸とモザイク,軽い葉巻症状を生じさせた。この株からジャガイモヒゲナガアブラムシに伝搬され,大豆では未記載のCarlavirus が分離され,分離株K22とした。K22を純化後,抗血清を作製し,血清検定法を確立した。今後,抵抗性品種の検定や,感染を回避する栽培法の検討に利用できる。BCMVは激しい葉脈えそ症状を呈し,葉の変形,萎縮などを伴う病徴の大豆株から稀に分離された。
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カテゴリ |
アルファルファ
育種
遺伝資源
いんげんまめ
きゅうり
大豆
抵抗性
抵抗性品種
ばれいしょ
品種
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