課題名 | さとうきびとの交雑によるスイートソルガム高糖性育種素材の開発(248) |
---|---|
課題番号 | 218 |
研究機関名 |
九州農業試験場 |
研究分担 |
作物開発・きび育種研 (沖縄農試・きび育研) |
研究期間 | 完3~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | 平成12年度完了課題であるが結果の詳細を調査中であるため、完了成績は平成13年度中に取り纏めて報告する。平成12年度は、'95GS1,2,3,4,5,7等はブリックスがNi12、NiF8の14.5%、13.0%に対し、14.7~16.7%と高く、糖収量も143kg/a、105g/aに対し対Ni12比で92~125%と高かった。'97GS,GA系統には痩せ地で株出し多収性を示す系統が多かった。'97GS86、45、95、116等の糖収量は赤ホヤ土壌においてNi12,NiF8の68kg/a,48kg/aに対し、Ni12比で293,248,235,235%と遙かに高かった。エネルギー作物の持続的生産に必要な痩せ地での株出し栽培で糖生産力が高い系統が多数得られる等,研究は順調に進んでいる。今後は、得られた系統の交配利用を進めるとともに実用性の評価が必要であるため、多収性系統の北大東島での適応性評価を実施する。平成13年度は'95GS,'97GS系統の秋植栽培の早期収穫における糖生産力を評価するとともに、スイートソルガムとの交雑系統の相互交配の後代の糖生産力を評価する。 |
カテゴリ | 育種 加工 さとうきび 需要拡大 ソルガム 多収性 品種 |