温暖地東部向き複合病害虫抵抗性、直播など機械化適応性品種の育成(63)

課題名 温暖地東部向き複合病害虫抵抗性、直播など機械化適応性品種の育成(63)
課題番号 49
研究機関名 農業研究センター
研究分担 作物開発・稲育種研
研究期間 完10~12
年度 2000
摘要 温暖地東部向きで出芽性及び耐転び型倒伏性等の湛水直播栽培に適した品種と、いもち病・縞葉枯病・ツマグロヨコバイ等に対する複合抵抗性を備えた品種を育成することを目的とした。12年には強稈・多収でいもち病抵抗性強の直播向き新品種ミレニシキ(旧系統名:関東188号)を育成し、水稲農林366号として命名登録した。ミレニシキは、穂重型の草型を持ち、直播栽培でも多収で、移植栽培での標準品種並の収量が得られる。また、直播栽培で多収の転び型倒伏性を改良した「関東199号」「関東205号」、インド型稲品種に由来する耐転び型倒伏性に極強の中間母本「関東PL12」を育成した。さらに、イタリア品種から低温発芽性の一部を導入した良食味の直播適性系統「関東208号」を育成した。一方、複合病害虫抵抗性については、縞葉枯・ツマグロヨコバイ・いもち病複合抵抗性系統の「関東201号」「関東204号」「関東210号」の3系統を育成し、新配付系統とした。直播適性の検定として、低温発芽性、低酸素発芽性、並びに湛水直播圃場における押し倒し抵抗値を評価した。また、「ミルキークイーン」等の良食味品種のいもち病抵抗性準同質遺伝子系統作成を目標とした戻し交配を行った。ミレニシキは各地の農家において試作されている。育成系統は府県の奨励品種決定基本調査試験において、その地域適応性を評価されている。
カテゴリ いもち病 害虫 機械化 栽培技術 直播栽培 縞葉枯病 新品種 水田 水稲 抵抗性 低コスト 品種 良食味

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