課題名 | 家畜排せつ物等有機性資源の再利用による餌料用微細藻類の大量培養技術の開発(74) |
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課題番号 | 62 |
研究機関名 |
養殖研究所 |
研究分担 |
遺伝育種・育種研 飼育環境技術・餌生研 |
研究期間 | 止12~(16) |
年度 | 2000 |
摘要 | 本研究では家畜排せつ物等の余剰な有機性資源に含まれる窒素や燐,遊離脂肪酸を活用して,無機肥料にのみ依存する従来法と比べて増殖率と栄養価に優れる微細藻類の培養技術を開発することを目的とした。12年度は有機性資源の利用にはプラシノ藻類テトラセルミスが適切であることを明らかにした。また,液肥(豚尿)を10%ほど添加した培養液で増殖させたテトラセルミスは,タンパク質含量が増加するのみならず,約2倍量の脂肪を含むことがわかり,栄養価の向上が期待された。今後は,培養液中に豚尿を添加した場合の細菌類による有機体窒素の分解調査,及び豚尿を用いて培養した微細藻類の水産重要介類への給餌試験が課題である。(水研セ-養殖研) |
カテゴリ | 肥料 環境制御 飼育技術 豚 |