| 課題名 |
地域農作物の遺伝特性の解析とその手法の開発(39) |
| 課題番号 |
32 |
| 研究機関名 |
四国農業試験場
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| 研究分担 |
作物開発・育種工学研
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| 研究期間 |
完9~12 |
| 年度 |
2000 |
| 摘要 |
地域農作物の品種改良や新作物の開発・導入に必要となる遺伝分析や有用遺伝子の解析に資するため、裸麦のDNAマーカーの開発ならびにホルデインの蓄積調節機構の解析手法の開発を行った。裸麦のDNAマーカーの開発では、小麦品種の遺伝的背景に特定の大麦染色体腕を添加した系統と小麦元品種の芽生から抽出したDNA各100ugを制限酵素Not IとEcoR Vで消化後、Not I末端に選択的に結合するジーントラッパーを利用して3ugのNot I-EcoR V断片を得た。これらを試料としてRLGSを行った結果、大麦染色体添加系統に特異的なスポットが見出されたことから、ジーントラッパーを利用したRLGSが裸麦のDNAマーカーの開発に利用できる可能性が明らかになった。ホルデインの蓄積調節機構の解析手法の開発では、穂の一部を切除することによってBおよびCホルデインの蓄積量が増加するとともに、多くの場合、Cホルデインの蓄積量の増加率のほうがBホルデインよりも高いことを明らかにした。登熟途上の穂を培養液に挿して完熟させる穂培養においても、穂の一部を切除した場合にBおよびCホルデインの蓄積量が増加し、その増加率はBホルデインよりもCホルデインのほうがやや高かった。穂の部分切除によるBおよびCホルデインの増加現象をほぼ再現できたことから、穂培養法がホルデインの蓄積機構の解析に利用できる可能性が明らかになった。
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| カテゴリ |
育種
遺伝資源
大麦
機能性
小麦
DNAマーカー
品種
品種改良
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