課題名 | 株形成下における耐倒伏性の診断・制御技術の確立(21) |
---|---|
課題番号 | 14 |
研究機関名 |
東北農業試験場 |
研究分担 |
水田利用・栽培生理研 |
研究期間 | 止10~12~(14) |
年度 | 2000 |
摘要 | 複粒等株形成を伴う水稲直播について,耐倒伏性の予測診断技術と制御技術を開発するため,点播栽培で生育させた「あきたこまち」を対象に倒伏関連形質を調査した。点播に対応した押し倒し抵抗の予測式を策定し、現地圃場においても概ね良好な予測精度を示すことを確認した。栄養生長期に3週間約11cmの深さに湛水する初期深水管理と反復落水管理を組み合わせることにより,茎強度と株支持力がともに改善され、耐倒伏性が強まることを明かにした。残された課題は深水管理と反復落水管理の組合せ効果の確認と、軽微な倒伏程度に抑えられる各栽培条件ごとの限界稈長の推定である。(農研機構ー東北農セ) |
カテゴリ | 栽培条件 診断技術 水田 水稲 水管理 |