課題名 | 有機性資源コンポストの肥効特性の解明(99) |
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課題番号 | 82 |
研究機関名 |
東北農業試験場 |
研究分担 |
水田利用・水田土壌研 |
研究期間 | 止12~(14) |
年度 | 2000 |
摘要 | 水稲に対する有機性資源コンポストの肥効特性を解明するため、12年度は、有機物長期連用試験における窒素収支を求め、差し引き法により有機物由来窒素の行方を推定した。その結果、窒素無施用条件における窒素収支からみると、系外から2.1~3.2g/■/年の窒素富化が認められた。有機物無施用で標準施肥条件では投入窒素は見かけ上、土壌への集積も系外への損失もなく、すべて水稲に利用された。また、家畜ふん堆肥由来窒素は、土壌への集積が37%、水稲による収奪が39%、系外への損失が24%であった。12年度より重窒素標識牛ふんおがくず堆肥の枠施用試験を開始しており、その経年的な利用率の追跡が必要である。(農研機構-東北農セ) |
カテゴリ | 管理技術 機械化 栽培技術 水田 水稲 施肥 土壌環境 |