課題名 | 同質遺伝子系統安定活用シミュレーションモデルの開発(107) |
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課題番号 | 91 |
研究機関名 |
東北農業試験場 |
研究分担 |
水田利用・水田病虫研 |
研究期間 | 完10~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | 同質遺伝子系統を用いた安定で効果的ないもち病防除法を明らかにするため,同質遺伝子系統混植によるいもち病の発病抑制要因を解析し,抵抗性系統の混植が葉いもち病斑の垂直分布および水平方向への進展を抑制することを示した(10~12年度)。これら疫学データをもとにウィンドウズ上で動作するマルチラインのシミュレーションモデルを開発した(12年度)。本モデルは2系統混植下での1菌系による葉いもち発病をシミュレートできる。本成果は,マルチラインが普及に移された宮城県での活用が始められている。また,本モデルでは,多系統多レースでのシミュレーションができないことや各種パラメータが不足しているため,今後これらの要素をモデルに組み込む必要がある。(農研機構-東北農セ) |
カテゴリ | 病害虫 いもち病 害虫 管理技術 機械化 雑草 水田 抵抗性 防除 |