ノビエ対象微生物除草剤の除草効果の変動要因の解明(115)

課題名 ノビエ対象微生物除草剤の除草効果の変動要因の解明(115)
課題番号 95
研究機関名 東北農業試験場
研究分担 水田利用・雑草制御研
研究期間 単12(S20000016)
年度 2000
摘要 水稲作雑草防除における化学除草剤への依存度を低減するためにバイオ除草剤の開発が進められているが、化学除草剤に比べて除草効果が不安定とされている。本研究では、ノビエ対象微生物除草剤MTB-951の除草効果変動要因を解明するために、処理時期及びNC-311粒剤(ピラゾスルフロンエチル粒剤)の近接散布の影響を検討した。その結果、本剤の最適処理時期はノビエの発生盛期に当たるノビエ1.5~2葉期であることが分かった。MTB-951処理前にNC-311を撒布した場合には除草効果が著しく向上し、MTB-951処理後のNC-311撒布であっても、両者の処理間隔が1週間以内であれば除草効果が高くなった。以上の結果から、本剤の適正な評価のためにNC-311を使用する場合は、本剤の処理後少なくとも1週間以上の間隔をあける必要があると考えられた。本研究結果は、ノビエ対象除草剤の試験方法の改善に利用できる。今後は、バイオ除草剤との組み合わせが可能なノビエ以外の雑草防除法の検討が必要である。
カテゴリ 病害虫 害虫 管理技術 機械化 雑草 除草 除草剤 水田 水稲

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