課題名 | 小麦澱粉の構造改変のための新規育種素材の開発(174) |
---|---|
課題番号 | 121 |
研究機関名 |
東北農業試験場 |
研究分担 |
作物開発・資源作育研 |
研究期間 | 止11~12~(13) |
年度 | 2000 |
摘要 | 澱粉粒結合タンパク質を遺伝的に小麦から削除した場合の澱粉への影響を明らかにすることを目的とした。削除した結果、小麦澱粉は高アミロース化し澱粉粒が変形した。12年度は本変異体のアミロペクチンの構造を液体クロマトグラフィーで調べたところ、短鎖部分に異常があり、長鎖部分が増加していた。また、澱粉の結晶性が消失していることが、示差走査熱量分析、X線回折分析および偏光顕微鏡観察によって明らかとなった。本澱粉の糊化特性や利用性の解明が残されている。(農研機構-東北農セ) |
カテゴリ | 育種 小麦 品種 |