小麦種子貯蔵蛋白質の高分子量グルテニンサブユニット構成における品質デ-タベ-スの開発(181)

課題名 小麦種子貯蔵蛋白質の高分子量グルテニンサブユニット構成における品質デ-タベ-スの開発(181)
課題番号 129
研究機関名 東北農業試験場
研究分担 作物開発・麦育種研
研究期間 止12~(14)
年度 2000
摘要 小麦品質に関与する蛋白質成分を明らかにすることを目的として、SDS-ゲル電気泳動法により小麦農林登録品種、地方品種、および中国品種の計619点の小麦種子胚乳蛋白質の分析を行い、各品種の高分子量グルテニンサブユニット(HMW-GS)遺伝子を明らかにした。Glu-D1f遺伝子は、中国品種には2%弱しか存在しないのに、日本の地方品種には25%、改良品種には35%にもおよぶ高い頻度で存在した。改良品種では、北日本で育成された品種にはこの遺伝子がほとんど見られないが、中部・南日本で育成された品種のおよそ48%が持っており、この遺伝子頻度は、明らかな南高北低の地理的変異(傾斜)を示した。今後、東北小麦品種・系統を主にHMW-GS遺伝子構成の品質データベースの構築を図る必要がある。(研究機構ー東北農セ)
カテゴリ 育種 小麦 シカ データベース 品種

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