| 課題名 | 機械化作業に適応した路網整備と環境に配慮した計画・施工法の開発 |
|---|---|
| 課題番号 | 2001001113 |
| 研究機関名 |
独立行政法人森林総合研究所 |
| 研究分担 |
森林総合研究所 森林作業研究領域 林道研究室 森林総合研究所 森林作業研究領域 |
| 研究期間 | 新規2001~2005 |
| 年度 | 2001 |
| 摘要 | 1.当年度の研究目的 林道の建設コストや災害に対する安全性等は、地形条件と密接に関係している。既設の林道が地形条件によりどのような形態的特徴を有しているのか、尾根、谷、中腹での斜面傾斜と既設の林道路網特性を把握する。また、路線選定の基礎資料となる地盤情報に関して、地形図等からどのような情報が求められるかを検討する。 林道で用いられている木製構造物の作設功程等の調査、分析を行う。 2.当年度の試験研究方法 1)地形等自然条件に応じた路網特性の解明 静岡県千頭、浜松、沼津の各国有林内のそれぞれ地形特性の異なる林道を解析対象とする。尾根、谷、中腹林道の路網特性を把握するため地形図をもとに地形解析を行い、各林道の構成比およびそれらの設置場所の傾斜を計測する。また、地形図の読図から、地形の生成、発達過程を分析して地盤情報を抽出し、現地調査を行って確認する。 2)新たな木製土木施設の開発 木製構造物の作設功程等について、既存の資料に基づき、調査、分析を行う。 3.当年度の研究成果 1)静岡県千頭、浜松、沼津の各国有林内の林道を解析した結果、以下の点が明らかになった。 (1)対象地域の林地傾斜とその地域内における路網開設箇所の傾斜は、ほぼ一致している。 (2)路網設置箇所の谷と中腹の地形構成比は対象地域全体の構成比とほぼ等しく、いずれかの地形に片寄ることなく路網が開設されている。 (3)路線開設箇所の傾斜と路網密度とは負の相関がある。 また、地形図、地質図から得られる地盤情報について、福島県夏井川流域を調査地として、夏井川支流の河川方位と林道のり面の節理群の走向傾斜について解析し、以下の結果を得た。 (1)節理の走向は、東西方向が卓越しているが、のり面の走向は南北方向であり、この方位関係は、のり面崩壊に関しては安定な条件下にあることがわかった。 (2)各沢の方位は、1号沢で北西-東南、2号沢、東西、3号沢、東西と北西-東南方向であり、概して節理群の走向と同じ方位となり、この支流域の河系の発達過程に節理群が大きな役割を果たしていると考えられた。 2)4種の木製擁壁工の作設功程が明らかになった。この結果は新たな木製擁壁の施工性等を検討する上での基礎資料となりうる。 |
| カテゴリ | 機械化 経営管理 コスト |