亜熱帯水域における主要水産資源の資源添加過程及び生息環境の把握と漁場 環境評価手法の開発

課題名 亜熱帯水域における主要水産資源の資源添加過程及び生息環境の把握と漁場 環境評価手法の開発
課題番号 2001001999
研究機関名 独立行政法人水産総合研究センター
研究分担 水産総合研究センター 西海区水産研究所 石垣支所 資源増殖研究室
水産総合研究センター 西海区水産研究所 石垣支所 海洋環境研究室
水産総合研究センター 西海区水産研究所 石垣支所 亜熱帯生態系研究室
水産総合研究センター 中央水産研究所 黒潮研究部 生物生産研究室
水産総合研究センター 西海区水産研究所
研究期間 新規2001~2005
年度 2001
摘要  マングローブ域での重要な水産資源のひとつであるノコギリガザミ稚仔採集のためのカニカゴの試作を行い、採集効率の向上を図った。また、人工種苗と天然ガザミを区別するため、ノコギリガザミのミトコンドリアDNA内で放流種苗判別に適した調節領域を増幅するプライマーを開発し、DGGE法を用いることによりわずかな塩基配列変異を検出できることを明らかにした。サンゴ礁池への赤土の影響評価を行うには、流入する赤土濁水に加えて、礁池内で堆積している赤土の再懸濁の影響も評価する必要があることを示した。サンゴ礁生態系の保全のために必要な指標生物の探索を行い、ベントスではヤドカリ類やコシオリエビ類が環境変化に敏感であることを見い出した。他の生物のサンゴ礁での住みやすさの程度を定量化するため、サンゴ礁の立体構造の複雑さを数値化した。海草藻場の計測システム開発のため、撮影枠を小型化した水中走行ビデオシステムの運用上の問題点を抽出した。また、海草の種類別現存量を見積もるための基礎知見として、地上部分の長さの季節変化を調べ、最大種のウミショウブでは4倍に達したが、中型の優占種に関しては1.5~1.7倍程度であることを明らかにした。
カテゴリ 亜熱帯 評価法

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