障害特許技術を回避した実用的な遺伝子導入技術の開発

課題名 障害特許技術を回避した実用的な遺伝子導入技術の開発
課題番号 2001000230
研究機関名 独立行政法人農業技術研究機構
研究分担 農業技術研究機構 中央農業総合研究センター 北陸地域基盤研究部 病害抵抗性組換稲チーム
協力分担関係 生物研
研究期間 新規2001~2001
年度 2001
摘要 i)キャベツ及びコマツナ由来ディフェンシン遺伝子のイネへの導入によって、イネの重要病害であるいもち病菌と白葉枯病に複合病害抵抗性を示す系統が複数得られた。カラシナ等の6種類の新規ディフェンシン遺伝子導入イネでも64個体でいもち病抵抗性を示す個体が得られた。さらに酵母及び大腸菌を宿主とする系において、ディフェンシン遺伝子発現ベクターを用いてそれぞれ3量体(17.1kDa)、単量体(5.7kDa)のディフェンシン蛋白質が得られた。ii)サイトカイニン合成酵素遺伝子を選抜マーカーとするMATベクターでは形質転換体は得られなかったが、抗生物質耐性遺伝子を選抜マーカーとするMATベクターではカセットが離脱した形質転換体が確認されたことから、適切な選抜マーカー遺伝子を併用することでイネ用のMATベクター構築の可能性が示唆された。
カテゴリ いもち病 からしな キャベツ こまつな 抵抗性 病害抵抗性

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