多品目野菜産地の製品戦略と生産体制の解明

• 課題番号: 2001000239
• 研究機関名: 独立行政法人農業技術研究機構
• 研究分担: 農業技術研究機構 中央農業総合研究センター 関東東海総合研究部 総合研究第４チーム
• 研究期間: 新規2001～2001
• 年度: 2001
• 摘要: 多品目野菜産地における野菜の販売戦略として以下の３点を明らかにした。i)鮮度が商品価値とされる葉菜類、果菜類、キノコ等を主体とした野菜を多品目（20～30品目）揃え、これを直売やスーパー等との直接取引により周年的に供給する、ii)選別や調製は簡易に、包装は陳列や持ち運びに不便のない程度として流通コストを卸売市場流通コストの50％以下に抑制する。iii)野菜の多品目少量生産は、農家の家庭菜園（数アール）規模でも可能であり、商品生産の経験の無い女性・高齢者や新規就農者でも無理なく参入できるが、効率的に生産してパート並の収益（80～120万円）を上げるには、農協や普及センター等による基礎的な栽培技術の指導が必要である。
• カテゴリ: コスト 栽培技術 出荷調整